住宅ローンが残ったままでも不動産は売却できる?

公開日:2023/05/15  最終更新日:2023/03/28


これから不動産を売却したいけど、残りの住宅ローンをどのように返済するのか知りたい人に、今回の記事はおすすめです。不動産を売却したいと考えている人は、さまざまな事情を抱えていると思います。まずは落ち着いて売却計画を立てるところから始めましょう。1人で悩む前に不動産会社に相談してください。

住宅ローンが残ったままでも売却できる条件とは

残りの住宅ローンを売却後に支払うことはほぼ不可能です。あらかじめ決められた方法で一括返済します。

不動産を売却したときの利益で一括返済する方法

不動産を売却したときに利益が発生します。利益と預貯金で残りの住宅ローンを一括返済することが条件です。また、物件を引き渡すときに抵当権を外すことも条件となっています。

以上のことから、売却する前に不動産の査定を不動産会社に依頼して、事前に査定額を知っておく必要があります。売却で得る利益と預貯金から売却活動中に発生する費用を差し引いて、プラスになるときに売却を検討しましょう。あくまで査定額は売却価格と同じではありませんが目安にはなります。

残りの住宅ローンを売却後に支払うことはほぼ不可能

住み替えローンを利用する場合や任意売却する場合を除くとほぼ不可能です。抵当権を外していないと売却するのは難しいと捉えておきましょう。

住宅ローンが残っている不動産を売却するには

1つずつ順番に進めていきます。売却計画を何も立てずに不動産会社に相談しに行くよりも、自分のなかで希望条件を列挙しておくようにすると話がスムーズに進みます。

売却計画を立てる

不動産を売却する理由は人それぞれです。すぐに現金化したい人ほど焦ってしまいますが、まずは落ち着いていつまでにどれくらいの価格で売却を希望するのか考えましょう。

売却するために査定を受ける

複数の不動産会社に査定を依頼しましょう。査定額が明らかになると、残りの住宅ローンを返済できるかどうか明らかになります。注意点として、査定額は売却価格ではありません。そのため、査定額よりも下回る価格で売却することも十分考えられます。情報を鵜呑みにしないようにしましょう。

不動産会社と契約を締結する

できる限り高値で売却してくれる不動産会社と契約を締結します。この際、契約の種類と内容をきちんと把握しておきましょう。

売却活動を行う

不動産会社が売主に代わって広告宣伝を行います。チラシの配布やホームページに不動産を公開するなどの活動が行われます。こちらの期間は数か月かかることもあります。売主は内覧対応のための準備を行います。

売買契約を締結する

購入希望者と条件面で一致したときに契約を締結して、手付金を受け取ります。

不動産の引き渡し

引き渡し終了後に抵当権が抹消となります。手続きするときには、司法書士が立ち会ってくれるので安心してください。

住宅ローンが残っている不動産を売却するときの注意点

初めて経験する人が多いので、失敗や後悔しないために注意点を見ておきましょう。また、売却を希望していても、残りの住宅ローンの一括返済が難しいようであれば、他の方法を検討しましょう。

複数の不動産会社に見積もりを依頼する

1社のみに見積もりを依頼すると、サービス内容の比較や検討ができません。複数の不動産会社のサービス内容を比較しましょう。この際、売却が得意分野で実績が豊富であればサービスを利用しましょう。漠然と売却実績があると宣伝しているところではなく、1年間の売却実績が数値化されているところや、何かしらの賞を獲得しているところを選択すると間違いないでしょう。

手数料が発生することを知っておく

代表的な費用として仲介手数料があります。こちらは成功報酬として不動産会社に支払うことになっています。そのほかにも、印紙税、登録免許税、ハウスクリーニング代などが発生します。ある程度のまとまったお金が用意できていないとサービスを利用するのが難しくなります。また、通常は現金で支払うことが求められています。

売却で獲得する利益と預貯金で住宅ローンを返済できないときは考える

不動産会社に査定を依頼した後に考えなくてはいけないことは、売却で獲得する利益と預貯金の合計額です。こちらの合計額が住宅ローンの残金よりも多い場合は売却できるでしょう。しかし、その逆の場合は売却が難しくなります。そのようなときは売却するかどうか検討するとともに、そのほかの選択肢も考えるようにしましょう。

また、残りの住宅ローンを一括返済できる場合でも、当分のあいだ生活費を切り詰めなくてはいけない場合もあるでしょう。あまりにも困窮する生活になることが予想されるときも、売却するべきかどうか考えるようにしてください。

まとめ

身近に不動産を売却したことがある人がいれば話を聞いてみましょう。この際、成功した話だけではなく、後悔した話や失敗した話も聞くことで、自分が売却活動するときの参考になるでしょう。不動産会社に仲介を依頼したとしても、数か月は売却まで時間がかかります。根気強く1つずつ業務を進めていきましょう。分からないことや困ったことがあれば早めに相談してください。ある程度の現金は手元に用意しておきましょう。

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